じぶんのこころがかわればきっと

思いもよらない方法で世界は変えられるんだ

俺は勝ち逃げするよ

俺は勝ち逃げするよをテーマに書きます。

 

このテーマで書こうとすると、勝ち逃げできるのは到底厳しいかと思われるSMAPの今を思ってつらくなってしまい、しばらく書けないでいた。

しかし、勝ち逃げとはほぼ遠いかもしれないが、形勢逆転への1歩を歩んでいる最近の話をしたくてやっと書く気が起きてきた。

 

 

12月10日、世界に一つだけの花の累計売上枚数が300万枚を達成した。

「#世界に一つだけの花購買運動」としても有名な今回の騒動の初期からの活動である。

様々な思いを持つファンがSMAPのシングル、世界に一つだけの花を購入しニュースにもなった。

1月時点では300万枚まで41.8万枚というところからの快挙である。

 

私自身は最初、そのような活動をしても意味がないしSMAP本人たちの力でこの状況を打開できるだろうと思っていた、8月の解散発表までは。

しかし、本人たちの意思でない解散発表が行われたことから危機感が高まり、ファンの力を合わせてSMAPの力になることをしなければという思いになった。

デビュー日の週の購入が間に合わず、その翌週に4枚、12月8日の稲垣吾郎の誕生日に3枚を購入した。

12月8日の購入は12月10日に確定したトリプルミリオンに貢献したように感じられて誇らしかった。

その夜の香取慎吾の生放送番組、スマステーションでは、本人は言論規制のためその話については触れることがなかった。

しかし香取慎吾の衣装には3つの花が施されており、番組冒頭は屋上からのスタートなのだが背景の照明が花の模様になっており、番組終了時にゲストの出演ドラマの第1話のタイトル「世界に一つだけの骨」を口にするなど、きちんとファンの想いを受け止めているアピールが随所に見られた。*1

 

12月11日、SMAPの活動継続を願うファンの署名がジャニーズ事務所に直接届けられた

一時は事務所の直接受け取りの拒否、受け取り証明書発行の拒否などで揉めたが、きちんと直接受け取りをしてもらい受け取り証明書面(?)も出された。

署名の募集期間は10月末までで、インターネットを通して37万を超える署名が集まった。

 

ここで大切なのはSMAPを求めているのは署名をした37万人だけではないということである、その活動に気付かないままSMAPを応援している人もいるのだから。

そのことを事務所が十分に理解しているとは思いがたいが…。

とはいえファンの思いが事務所の元へ行ったということの意義は大きいように感じる。

受け入れたのは受け取りを拒否したということに対する反感の大きさからなのだろうか。

この署名自体がプラスに動くとは思えないが、事務所がファンに対する対応を変えたという点では十分に打撃を与えたように感じる。

 

そして12月15日、今日SMAPがデビュー25周年を記念して21日に出すベストアルバム「SMAP 25 YEARS」が出荷枚数の時点でミリオンセールスを記録することが判明した。

現時点での出荷枚数は120万枚。

さらに情報によると発売の日付的に、セールスチャートは2017年のものになるとのことである。

 

この件に関しては、ファンとしてはレコード会社のビクター様に感謝しかない。

解散報道が出る前はコンサートアルバムのコンペがあったものの突然中止になったり、元々25周年記念のアルバムを出す予定があったものの解散報道で流れてしまったり。

しかも解散について知ったのは世間への発表と同時だという。

普通ありえない。

こんな不安定な事務所と、事務所のマネジメントが不十分なグループ、会社としては12月末までとはいえ契約を結んでおくのはどう考えても不安なはずである。

いつこんなクソ事務所と新曲なんて出せっこない状況下にあるSMAPを見捨ててもおかしくないと思われる状況下で、ビクター様は「解散」の文字は使うことなく「デビュー25周年記念」と銘打ってベストアルバムとミュージッククリップ集を出してくれる。

事務所からの宣伝が一切ない中で、しかも買ったところで特典もなければイベント参加券もないアルバムがミリオンを記録することになるというのはSMAPにとってはもちろんだが、ビクターにとって大きな記録になるだろう。

買おう。

 

最初にも述べたように、この状況下で勝ち逃げは厳しいかもしれない。

でも私はSMAPから目を離さないし彼らを支え続ける覚悟はできた。

そんな12月中旬。

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*1:香取は普段から「1.2.12.19.31.13」で「アイシテマス」など、よく複雑な意味を込めたメッセージをファンに向けて発信する人間である。